夏が待ち遠しい頃となりました(って、ちょっと気が早いですが...)気分だけでも夏を感じていただこうと、バリ島の海辺のビデオをアップします。
これは、2009年5月にバリ島に行った時、「クタ」という、バリでは大変人気のある海岸で撮影したビデオです。
波の音、風の音、鳥の声に混じって、ガムラン(たぶん、ティンクリックという竹製のガムランだと思います)の音も聞こえてきます。海面が陽に照らされキラキラ輝いていて、本当に美しい光景でした。(実際は、もっと海の色が透明感のある水色で、キラキラ度もまばゆいほど高かったです)
ここより数十メートル離れたところは、観光客や地元民の海水浴客で賑わっていたのですが、この近辺は人もまばらで、とても静かでした。何もせず、ただじっと海を見つめているだけで心が癒されました。
バリ島ではウブドという、ガムラン演奏やバリ舞踊で有名な村に滞在しました。実は当時、ガムラン音楽の作曲を委嘱されていて、現地のガムラン奏者のもとでガムラン奏法を修行すべく、バリ島を訪れたのです。
演奏技術を習得するだけでなく、バリの景色や空気感から何か創作のヒントを得ようという目的もあったのですが、海辺を訪れた際、「ピピン」と創作のアンテナが反応しました(^^)v
この海辺で見たこと、感じたこと、聞いた音をイメージした曲にしようと思いつき、波の音、鳥の声、風の音などの「音」をもとにモチーフを創りました。
この後、「音風景」という、周りの風景や環境を「音」から捉える概念があることを知り、「音風景=サウンドスケープ」の世界に足を踏み入れるきっかけともなりました。
ところで、村は世界各地からの観光客で溢れ、さらに車やバイクの往来が激しいこともあって結構騒々しいのですが、少し中心地から外れると、のどかな田園風景が広がっていいます。
鳥の鳴き声はもちろん、カエルやアヒルの鳴き声も聞こえてきます。とりわけカエルの鳴き声はすごかったです。これぞカエルの大合唱、という感じでした。
アヒルの群れが田んぼで戯れていました。泥だらけですね(^^) 何とのどかな...
ウブドの人々は、森を精霊が住む場所として敬っていることもあり、ここは自然保護区とされているため、サルたちも自由気ままに暮らしています。しかし観光地化により、サルもすっかり人慣れして、カメラを向けても悠然と構えています。カメラ目線でポーズをとっているかのようです。
機会があったら、ぜひまたバリ島を訪れたいです。
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